年末だからこそ、立ち止まって考える
- 西田ミワ
- 12月20日
- 読了時間: 4分
自分と仕事の as-is / to-be
こんにちは。西田です。
2025年も残すところ、あと10日あまり。
なにかと慌ただしい時期ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
里帰りをする方、迎え入れる方。
子どもたちの冬休みが始まり、否応なく家族モードに切り替わる方。
仕事の区切りと、生活の忙しさが一気に重なる時期でもありますね。
物理的にも、精神的にも、プレッシャーがかかりやすいこの季節。
だからこそ、慌ただしさの中でも、大切な自分の気持ちを置き去りにしないために、
今日はひとつ、簡単に取り組めるワークをご紹介します。

自分と会社の as-is / to-be を書いてみる
やることは、とてもシンプルです。
as-is:今の状態 (できていること・できていないこと・気になっていること)
to-be:こうありたい状態 (理想でも、方向性でもOK)
対象は2つだけです。
自分自身
仕事(会社・活動)
これを、ノートに書き出すだけ。
きれいに書く必要はありません。
正解もありませんし、途中でやめてもOKです。
私なりのやり方(おすすめのルール)
もしよければ、こんなルールでやってみてください。
ひとつのワークは 15分以内(×4つで合計60分)
さきに自分と会社(もしくは活動)のas-isから記入
as-isの記入が終わったら2時間以上ねかせるとGOOD
次に自分と会社(もしくは活動)のto-beを記入
思いついたことを、そのまま書く
深刻にならない、責めない
文章にならなくても、箇条書きで十分
タイトル(自分/会社や活動)
as-is | to-be |
|---|---|
※必要なだけ行を増やしてください(少なくてもOK) ※ノートでもPCでもお好きな方法でOK
このワークの目的は
「自分の本音に向き合うこと」。
なので、記入にあたって
「ちゃんとやろう」としないことが、けっこう大事です。
たとえば、
「最近、休みを取れていない」
「夜、寝つきが悪くてだるい」
「〇〇に言いたいことを我慢している」
これだけで、十分。
反省も、結論も、いりません。
何かを決めたり、立派な目標を立てたりする必要はありません。
今の自分は、
どこが重たくてどこで少し息ができていて
何を抱えすぎているのか。
それに気づくだけで、
年末年始の過ごし方や、年明けの景色が、少し変わるかもしれません。
私がこの投稿を書こうと思った理由
なぜこの投稿を書こうと思ったのかというと、
私自身が、最近ちょっと行き詰まり感を感じていたからです。
それで、久しぶりにas-is / to-be のワークをやってみました。
そこで気づいたのは、
ようやく荷を下ろしたはずなのに、
また「全部自分で解決しよう」と、抱え込み癖が再発していたこと(汗)。
本来、このワークでは何かを決めなくてもいいのですが、
この際なのでこのマイルールをつくりました。
「私でなくてもいい役割を、増やさない」
小さなことだけど、積み重なるもの
たとえば、プライベートでは、パートナーに
「ゴミ出しておいてくれる?」
「今日はしんどいから、もう寝るね。ご飯は自分で食べといて。」
これを伝えるだけで、モヤモヤやイライラを溜めずに済むこともあります。
でも実際は、体調が悪くても
「まあ、自分でやればいいことだし」
「自分でやったほうが早いし」
と、摩擦を避け、つい抱えて我慢してしまう。
一つひとつはささいなことでも、
それが積み重なって、
自分の時間や余裕が削られていることに、
あらためて気づきました。
仕事についても、同じことが言えます
「私でなくてもいい役割を増やさない」
これを裏返すと、
「西田さんだからお願いしたい」
そう言ってもらえる仕事だけに、絞っていけばいい。
そう言い換えることもできます。
(最近、安請け合いが多かったので……反省です)
ということで、
今年の年末年始は役割から解放されて、
ちょっと楽になれるかなと思っています。
もし、一人でやるのが難しかったら
一人でもできるワークですが、
一人でやるのは少し重たい
書いてみたけれど、聞いてもらいながら整理したい
そんなときは、一人で抱えずお声かけください。
オンラインでも対応していますので、必要なタイミングでOKです。
皆さまにとって、
穏やかで、心豊かに過ごせる年末になりますように。



